❕本ページはPRが含まれております
「なぜうちにシロアリが出たんだろう」「新築なのに被害に遭うことなんてあるの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
この記事では、日本しろあり対策協会の情報をもとに、シロアリが発生する原因と、被害を受けやすい家の特徴を整理しました。
この記事で分かること
- シロアリが好む環境と、種類による習性の違い
- 基礎構造(布基礎・ベタ基礎)とシロアリ被害の関係
- 木材の種類と被害のしやすさ
- 被害を受けやすい家の特徴
シロアリが好む環境
日本国内で建物に被害を及ぼす代表的なシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
ヤマトシロアリは、加害している場所自体が巣を兼ねており、湿った環境を好んで、適当な生活場所と餌を求めて集団で移動する習性があります。
一方のイエシロアリは、数十万匹、大きいものでは100万匹にも達する塊状の大きな巣を作り、水を運んで乾燥した木材まで湿らせながら加害するため、被害が建物全体に急速に広がりやすいという特徴があります。
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「ヤマトシロアリとイエシロアリの特徴、とくに加害習性」
どちらの種類も、湿気の多さと木材の存在という2つの条件がそろう場所を好みます。
基礎構造とシロアリ被害の関係
これから新築・建て替えを検討している場合、基礎の構造もシロアリ対策に関わってきます。
日本しろあり対策協会によると、シロアリ対策の観点だけで見ればベタ基礎のほうが優れており、デメリットはないとされています。
ただし、費用や耐震性など他の観点もあわせて、総合的に検討することがすすめられています。
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「布基礎かベタ基礎で悩んでいます。シロアリに対するメリット、デメリットを教えて下さい」
すでに布基礎の家に住んでいる場合も、それだけで必ず被害に遭うわけではなく、後述する床下の湿気対策や定期点検で備えることができます。
木材の種類と被害のしやすさ
国産材の中では、ヒバ、コウヤマキ、ヒノキ、スギなどの芯材が、比較的シロアリに強いとされています。
ただし、これらの木材であっても「全く食べないわけではない」と明記されており、完全な耐性があるわけではありません。
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「シロアリに喰われにくい木材を教えて下さい」
そのため、「この木材を使っているから絶対に大丈夫」と過信せず、木材の種類にかかわらず定期的な点検を続けることが大切です。
被害を受けやすい家の特徴
ここまでの内容を踏まえると、次のような特徴がある家は、シロアリ被害に注意が必要です。
- 台所・洗面所・トイレ・風呂場など、湿気の多い水回りがある
- 換気の悪い床下で、土台や床束が湿気やすい
- 布基礎で建てられており、床下の湿気がこもりやすい
- 庭先や床下付近に、木材やダンボールなど餌になるものが放置されている
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「建物でしろありの被害にあいやすい場所はどこですか?」
これらの条件に当てはまるからといって必ず被害に遭うわけではありませんが、当てはまる項目が多い家ほど、定期的な点検の優先度を上げるとよいでしょう。
実際に羽アリや蟻道など気になるサインがある場合は、まず見分け方を確認してください。
関連記事
▶ 羽アリを見つけたらシロアリ?前兆の見分け方と初期対応
原因を踏まえて、自分でできる予防や点検の範囲を知りたい場合はこちらを参考にしてください。
関連記事
▶ シロアリ予防は自分でできる?市販品でできる範囲とプロに頼むべきサイン
よくある質問
ベタ基礎などシロアリ対策の観点で優れた構造であっても、被害を完全に防げるわけではありません。
木材も「食われにくい」種類はあっても「全く食べない」わけではないため、新築であっても定期的な点検は必要です。
布基礎はシロアリ対策の観点では不利とされていますが、必ず被害に遭うわけではありません。
床下の換気・湿気対策や定期点検を行うことで、リスクを下げることができます。
庭先や床下付近に木材やダンボールなどシロアリの餌になるものが放置されていると、家の近くにシロアリを呼び寄せる原因になり得ます。
使わない木材はできるだけ処分するか、建物から離れた場所で保管することをおすすめします。
まとめ
シロアリが発生する原因は、湿気と木材という2つの条件がそろいやすい環境にあります。
- ヤマトシロアリは湿った環境、イエシロアリは水を運んで乾燥材まで加害するという違いがある
- ベタ基礎はシロアリ対策の観点で優位だが、布基礎でも点検・対策でリスクは下げられる
- シロアリに強い木材でも「全く食べないわけではない」ため過信しない
- 湿気の多い水回り・換気の悪い床下・放置された木材がある家は注意が必要
全体の流れをもう一度確認したい場合は、こちらもあわせてご覧ください。

