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家で羽アリを見た、床が少したわむ気がする。
そんなとき、「シロアリかどうか」「どこまで自分で対応できるのか」を順番に整理すれば、落ち着いて次の一手を決められます。
このガイドでは、日本しろあり対策協会の公的情報をもとに、見分け方から原因、自分でできる範囲、費用相場、業者の選び方、賃貸での対応、駆除後の予防まで、シロアリ問題の全体像を1本にまとめました。
それぞれのテーマは、より詳しく解説した個別記事にリンクしているので、気になる部分から読み進めてください。
この記事で分かること
- 羽アリを見たときにシロアリかどうかを見分ける方法
- シロアリが発生する原因と、なりやすい家の特徴
- 自分でできる範囲と、プロに頼むべきサイン
- 費用相場・業者の選び方・賃貸での対応・駆除後の予防
シロアリかどうかを見分ける方法
家の中や庭先で羽の生えたアリのような虫を見つけたとき、それがシロアリなのか、単なるクロアリの結婚飛行なのかで、その後の対応は大きく変わります。
シロアリの羽アリは前後の羽の大きさがほぼ同じで、胴体にくびれがなく、触角が数珠のような形をしているのに対し、クロアリは前の羽が大きく、腹部にくびれがあり、触角がくの字型をしているという違いがあります。
また、シロアリの羽アリが飛ぶ時期(群飛期)は種類によって決まっており、この時期に姿を見せることが、シロアリを発見できる数少ない機会とされています。
| 種類 | 群飛の時期 | 時間帯 |
|---|---|---|
| ヤマトシロアリ | 4〜5月(沖縄は2月、東北・北海道は6月頃) | 昼間 |
| イエシロアリ | 6〜7月 | 夜間(照明に集まる) |
| アメリカカンザイシロアリ | 6〜9月(複数回) | 昼間 |
| ダイコクシロアリ | 5〜8月 | 夜間(少数ずつ) |
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「羽アリが飛ぶ時期はいつごろですか」
羽アリの見分け方に加えて、基礎の外壁や床下の柱にできる土の通り道(蟻道)や、床を歩いたときのたわみ・沈み込みも、被害が進んでいるサインです。
詳しい見分け方や、見つけた後にまず何をすべきかは、次の記事で具体的に解説しています。
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▶ 羽アリを見つけたらシロアリ?前兆の見分け方と初期対応
シロアリが発生する原因
日本国内で建物に被害を及ぼす代表的なシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
ヤマトシロアリは、加害している場所自体が巣を兼ねており、湿った環境を好んで、適当な生活場所と餌を求めて集団で移動する習性があります。
一方のイエシロアリは、数十万匹、大きいものでは100万匹にも達する塊状の大きな巣を作り、水を運んで乾燥した木材まで湿らせながら加害するため、被害が建物全体に急速に広がりやすいという特徴があります。
出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「ヤマトシロアリとイエシロアリの特徴、とくに加害習性」
どちらの種類も、床下の湿気や木材の劣化、基礎周りの隙間などが被害を招きやすい条件になります。
発生原因となりやすい家の特徴や、原因ごとの対策は、次の記事で詳しく解説しています。
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▶ シロアリが発生する原因と、なりやすい家の特徴
自分でできる範囲とプロに頼むべきケース
ホームセンターで購入できる木部用の忌避剤や防蟻スプレーは、シロアリを寄せ付けにくくする予防的な製品であり、すでに床下に広がった被害を根本から取り除くものではありません。
床のたわみや沈み込み、羽アリの大量発生、蟻道が見られる場合は、被害がすでに構造材まで進んでいる可能性があるサインで、市販品で様子を見るのではなく、専門業者の床下点検を検討する段階です。
自分で対応できる範囲の目安と、プロに切り替えるべき具体的なサインは、次の記事にまとめています。
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▶ シロアリ予防は自分でできる?市販品でできる範囲とプロに頼むべきサイン
シロアリ駆除の費用相場
シロアリ駆除の費用は、建物の広さだけでなく、被害の範囲・使用する薬剤の種類・予防施工か駆除施工かによって大きく変わります。
公的機関や業界団体が公表した統一的な相場統計は確認できていないため、本記事では断定的な金額は示しません。
坪数・被害範囲別の費用感の目安や、見積もりで確認すべきポイントは、次の記事で整理しています。
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▶ シロアリ駆除の費用相場|坪数・被害範囲別の目安
業者の選び方と比較のポイント
業者を選ぶときは、会社の規模や広告の派手さよりも、「しろあり防除施工士」など資格保有者が在籍しているか、業界団体に加盟しているかをまず確認するのが基本です。
そのうえで、料金の明瞭さ、保証・アフターサービスの内容、実績・口コミ、自社施工か業者紹介(仲介)かの違いを比較して選びます。
比較の視点をさらに詳しく知りたい場合は次の記事、実際に候補となる業者を比較したい場合は、すでに公開している業者紹介記事を参考にしてください。
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▶ シロアリ駆除業者の選び方|資格・保証・料金で比較する視点
▶ シロアリ駆除業者のおすすめ5選
賃貸物件の場合の注意点
賃貸物件でシロアリらしき虫を見つけた場合、建物の構造にかかわる問題になるため、自己判断で業者に依頼する前に、まず管理会社や大家への連絡・相談が必要です。
費用負担を借主・貸主のどちらが持つかは、契約内容や被害の原因によって異なります。
賃貸物件ならではの連絡の流れや注意点は、次の記事で詳しく解説しています。
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▶ 賃貸物件のシロアリ被害は誰が負担する?入居者と大家の対応
駆除後の予防・再発防止
駆除工事が終わった後も、床下の湿気対策や、定期的な点検を続けることで再発のリスクを下げられます。
日本しろあり対策協会が認定する薬剤の有効期間は5年までとされており、前回の施工から5年前後を一つの節目として点検を検討するとよいでしょう。
駆除後に具体的にやるべきことは、次の記事にまとめています。
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▶ シロアリ駆除後の予防・再発防止でやるべきこと
よくある質問
羽アリの種類や時期、蟻道の有無などを確認したうえで判断するのが基本です。
床のたわみなど、被害が進んでいる他のサインが同時に見られる場合は、早めにプロの点検を検討してください。
シロアリの羽アリは前後の羽の大きさがほぼ同じで胴体にくびれがなく、クロアリは前の羽が大きく腹部にくびれがある、という違いで見分けられます。
迷う場合は、無理に自分で判断せず、写真を撮って業者に確認してもらう方法もあります。
市販の忌避剤や防蟻スプレーは予防や応急的な対応にとどまり、床下や壁の中まで広がった被害を確実に取り除けるとは限りません。
被害が進んでいるサインがある場合は、市販品で様子を見ず、プロの点検を検討してください。
賃貸物件は建物の構造にかかわる問題になるため、まずは管理会社や大家に連絡するのが基本です。
費用負担についても、自己判断で決めず契約内容を確認してください。
まとめ
シロアリ問題は、見分け方・原因・対応の順番さえ押さえれば、落ち着いて判断できます。
- 羽アリの時期・特徴と、蟻道などのサインでシロアリかどうかを見分ける
- 被害が進んでいるサインがあれば、市販品で様子を見ずプロの点検を検討する
- 費用相場や業者の選び方を理解したうえで、複数社を比較する
- 賃貸の場合は自己判断せず、まず管理会社・大家に連絡する
- 駆除後も定期的な点検で再発を防ぐ
気になるテーマがあれば、それぞれの関連記事から詳しい内容を確認してみてください。

