コウモリが出たときの対処法完全ガイド|見分け方から駆除の法律・費用相場まで

コウモリ

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屋根裏や軒下から羽音がする、黒い粒状のフンが落ちている。

コウモリだと分かれば、見分け方・法律上の制約・自分でできる範囲の3点を押さえるだけで、次にやることが決まります

このガイドは、環境省や自治体の公的情報をもとに、コウモリの見分け方、侵入経路、駆除に関わる法律、自分でできる対策、費用相場、業者に依頼する目安をまとめています。

この記事で分かること

  • コウモリのフン・被害の特徴と、ネズミ・鳥との見分け方
  • コウモリが家に侵入する原因・侵入経路
  • 自分で捕獲・駆除してはいけない法律上の理由
  • 自分でできる対策の範囲と、業者に依頼すべきタイミング・費用相場

コウモリの見分け方・フンの特徴

屋根裏や軒下、換気口の周りに黒っぽい小さな粒状のフンが積もっている場合、コウモリが住み着いているサインの一つです。

コウモリのフンは昆虫の殻を多く含むため、指で軽く潰すとパサパサと粉状に崩れやすい点が特徴で、水分の多いネズミのフンや、白い尿酸が混じる鳥のフンとは質感が異なります。

日本の家屋に侵入するコウモリのほとんどは、体長5cm前後の小型種「アブラコウモリ(イエコウモリ)」です。

日没後に屋根裏や壁のすき間から出入りし、明け方に戻ってくる行動パターンを繰り返すため、日没後に建物のすき間から小さな影が次々と出てくる様子が見えれば、コウモリが住み着いているとほぼ判断できます

フンの見た目だけで判断がつかない場合は、時間帯を変えて建物の外から出入りの様子を観察してみてください。

フンのサイズや質感によるネズミとの見分け方、アブラコウモリの生態については、次の記事で詳しく解説しています。

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コウモリのフンの見分け方|ネズミとの違いとアブラコウモリの生態

コウモリが家に侵入する原因・侵入経路

コウモリは、屋根と壁の隙間、換気口、瓦のずれ、エアコンの配管周りのすき間など、わずかな隙間からでも屋根裏や壁の中に入り込みます。

屋根裏や壁の中は外敵に襲われにくく、夏は休息場所、冬は冬眠場所として適した環境になるため、一度気に入られると同じ場所に住み着き続けることがあります。

古い木造住宅に限らず、建材の劣化やわずかな施工の隙間があれば新しい住宅でも侵入されることがあり、家の古さだけが原因とは限りません。

代表的な侵入経路と、コウモリが住み着きやすい家の条件は、次の記事で詳しく解説しています。

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コウモリが家に侵入する原因・侵入経路|住み着きやすい条件とは

自分で駆除できる?知っておくべき「鳥獣保護管理法」の壁

コウモリを見つけたとき、多くの人がまず考えるのは「自分で捕まえて外に出せないか」ということですが、コウモリは鳥獣保護管理法によって捕獲・殺傷が原則禁止されている野生鳥獣です。

鳥獣保護管理法では、ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミなど一部の種を除き、鳥類および哺乳類に属するすべての野生動物の捕獲が禁止されており、コウモリもこの対象に含まれます。

捕獲する場合は地方環境事務所や都道府県の許可が必要で、無許可で捕獲・殺傷した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります。

出典:環境省 中部環境局「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)について」朝倉市「コウモリについてのお知らせ」

つまり、個人ができるのはコウモリを傷つけずに「追い出す」ことと、二度と入られないよう「侵入口をふさぐ」ことまでで、捕まえて処分するという選択肢は法律上とれません。

法律の詳しい線引きや、捕獲許可が必要になるケースは、次の記事で解説しています。

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コウモリ駆除は違法?鳥獣保護管理法でできること・できないこと

自分でできる追い出し・侵入防止策とその限界

多くの自治体では、コウモリの捕獲・駆除そのものは行っておらず、所有者・管理者自身が忌避・追い出しを行うよう案内しています。

自治体の案内で紹介されている代表的な方法には、市販の忌避剤や蚊取り線香の煙で燻り出す方法、コウモリが苦手とする強い光で外へ誘導する方法、超音波発生装置やCD・アルミ箔の反射を利用して近寄りにくくする方法があります。

出典:朝倉市「コウモリについてのお知らせ」

自分で対策するのが危険なケース

2階以上の高所や屋根の上での作業が必要な場合、無理な高所作業はケガのリスクが高く、自分で行うのはおすすめできません。

また、コウモリは素手で触れると病原菌による感染症やアレルギーのリスクがあるとされているため、フンの清掃時も直接素手で触れないようにする配慮が必要です。

出産・子育ての時期に無理に追い出そうとすると、飛べない子どもだけが屋内に取り残される恐れがあるため、時期を見極めることも重要です。

侵入口をふさいでも別の隙間から入り直されることがあり、家全体のすき間を洗い出して塞ぎきるのは個人にとって難易度が高い作業です。

自分で対応しても改善しない場合や、高所作業・広範囲の隙間対応が必要な場合は、専門業者に相談してください。

忌避剤や光を使った具体的な追い出し手順、侵入口をふさぐときの注意点は、次の記事で詳しく解説しています。

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コウモリを自分で追い出す方法|侵入口の塞ぎ方と自分で対応してはいけないケース

コウモリ駆除の費用相場

コウモリ対策の費用は、被害範囲(1箇所か複数箇所か)、建物の高さや構造、侵入口の数、清掃・消毒の範囲によって変わります。

公的機関や業界団体が公表した全国統一の相場統計は確認できていないため、本記事では断定的な金額は示しません。

正確な費用感を知りたい場合は、後述する業者の無料調査・見積もりを利用し、被害状況に応じた実際の見積もりを比較してください。

被害レベル別の費用目安や、足場代など追加費用が発生する条件は、次の記事で詳しく解説しています。

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コウモリ駆除の費用相場|被害レベル別の目安と追加費用の条件

業者に依頼すべきタイミングと選び方のポイント

次のようなケースでは、自分で対応を続けるより、専門業者に相談したほうが早期解決につながります。

  • 2階以上の高所や屋根裏の奥など、自分では手が届かない場所に住み着いている
  • 忌避剤やライトで一時的に追い出しても、同じ場所に繰り返し戻ってくる
  • 侵入口が複数あり、自分ですべてふさぎきれない
  • フンの量が多く、清掃・消毒まで含めて依頼したい

業者を選ぶ際は、対応エリア、無料調査・見積もりの有無、侵入防止工事後の保証内容、追い出し方法が鳥獣保護管理法に沿った合法的な方法かどうかを確認しましょう。

比較のポイントと、対応業者6社の詳しい比較は次の記事にまとめています。

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コウモリ駆除業者の選び方|比較すべき4つのポイントとおすすめ6社

まずはここから比較検討

被害状況の無料調査・見積もりを行っている業者の一例です。対応内容や保証は各社公式サイトで確認してください。

よくある質問

コウモリを自分で捕まえて外に放しても大丈夫ですか?

コウモリは鳥獣保護管理法で捕獲・殺傷が原則禁止されており、無許可の捕獲は罰則の対象になります。

部屋に迷い込んだ場合は、傷つけずに窓や戸を開けて自然に出ていくのを待つか、追い出し・侵入防止の対策にとどめてください。

市役所に相談すれば駆除してもらえますか?

多くの自治体では、私有地・管理地内のコウモリの捕獲や駆除作業そのものは行っておらず、所有者・管理者自身での対応を案内しています。

自治体によっては対応可能な業者の紹介や、忌避方法の案内を行っている場合があるため、まずは担当窓口に相談してみるとよいでしょう。

忌避剤やライトを試しても効果がない場合はどうすればいいですか?

侵入口が特定できていない、複数箇所から出入りしている、といった場合は市販品だけでは根本的な解決が難しいことがあります。

繰り返し戻ってくる場合は、無理に自己流の対策を続けず、専門業者による調査を検討してください。

コウモリのフンを掃除するときに気をつけることはありますか?

コウモリのフンには病原菌が付着している可能性があるとされているため、素手で直接触れないようにしてください。

マスクや手袋を着用し、換気をしながら清掃してください。被害が広範囲に及ぶ場合は、業者に清掃・消毒を依頼する方法もあります。

まとめ

コウモリ被害は、「見分け方→法律上の制約→自分でできる範囲→費用感→業者への相談」の順番で整理すれば、落ち着いて対応できます

  • フンの質感や日没後の出入りで、コウモリかどうかを見分ける
  • コウモリは鳥獣保護管理法の対象で、自分で捕獲・殺傷することはできない
  • 個人ができるのは忌避剤・光・超音波などによる「追い出し」と「侵入口をふさぐ」ことまで
  • 高所作業や広範囲の侵入口、繰り返し戻ってくる場合は業者への相談を検討する
  • 費用は被害状況で変わるため、無料調査・見積もりで比較するのが現実的

まずは自宅の状況を落ち着いて確認し、自分でできる範囲を試したうえで、必要であれば専門業者に相談してみてください。

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